西郷徳利:鹿児島めぐりの旅一覧

2018/01/16 08:30 #002 仙厳園

西郷徳利が行く鹿児島めぐりの旅


第2回目を迎えました『西郷徳利が行く 鹿児島めぐりの旅』
今回は、大河ドラマ「西郷どん」の初回放送のロケも行われた、鹿児島市吉野町の仙厳園に行ってまいりました。



薩摩藩主・島津家の別邸 仙厳園

仙厳園は、代々の薩摩藩主である島津家の別邸として、1658年(万治元年)に第19代当主であった島津光久によって建てられました。
鹿児島県民からは磯庭園とも呼ばれています。


仙厳園島津家別邸


現在は観光地として開放され、一年中にぎわっています。
御殿の周りには高低差のある庭や反射炉・尚古集成館など見どころがたくさんあるので、話題を何回かに分けてお届けする予定なのですが、
今回は、グ・ル・メ!
鹿児島のグルメは美味しいものがたくさんありますよ!

取材日は悪天候の晴れ間を狙って向かいましたが、尚古集成館はお休みで入れず、仙厳園に入ったとたんに雹(ひょう)のお出迎え。
スタートはお土産屋さんの軒先で雨宿りとなりました。


尚古集成館仙厳園


動けないままどうしようかと迷っていると、後ろで何やら美味しそうなものが揚がっているご様子。

仙厳園さつま揚げ


熱々のさつま揚げが実演販売されていました!
揚げたては本当に美味しいので、ガラスがなければこの場で1本買って食べたいくらいです。
他にもきんつばの実演販売があり、退屈しない雨宿りとなりました。

さつま揚げ薩摩きんつば実演販売


お土産屋さんの区画は仙厳園に入って右側に進むとあります。
食べ物だけでなく、鹿児島ならではのおみやげがたくさんあります。
お越しの際はお楽しみに。


最高の眺めを堪能しつつ鹿児島のグルメを

しばらくすると晴れてきたので、西郷徳利と一緒にレストランへ移動しました。

仙厳園レストラン松風軒


仙厳園のレストランは高台の上にあって眺めがとても良いので、桜島が一望できます。
屋内からこれだけ眺望がすばらしいところは、鹿児島市内でもなかなか無い気がします。
窓側に席が寄せてあるので、グルメを楽しみつつ眺めを堪能できますよ。

運悪く西郷徳利の席は桜島が柱で見えない位置だったのですが、それでもこんなに景色がキレイです。

仙厳園から錦江湾の眺め


うっかり奇蹟でも起こりそうな空でした。

眺めを楽しみつつ早速グルメを!ということで、狙っていた「鶏飯御膳」を頼むと、「予約限定です」という悲しいお返事・・・。
大河ドラマ「西郷どん」でも必ず出てくるであろう西郷の2番目の妻・愛加那が奄美大島出身で、鶏飯も奄美大島の郷土料理だったので紹介したかったのですが、奇蹟は起こりませんでした。
鶏飯を食べたい方は必ず予約してから行きましょう。とても美味しいですよ。

気を取り直して頼んだ「鹿児島産黒毛和牛 赤ワイン煮込み」にもフラれ(※まだお昼前)結局王道の「鹿児島産黒毛和牛・黒豚しゃぶしゃぶ膳」を注文しました。
どちらも1日10食限定です。



鹿児島産黒毛和牛・黒豚しゃぶしゃぶ膳

鹿児島産黒毛和牛・黒豚しゃぶしゃぶ膳

昨年2017年に、鹿児島黒牛が和牛オリンピックで1位を獲得した記念に鹿児島産黒毛和牛・黒豚を使ったメニューとなっています。

黒毛和牛・黒豚

お肉がきれいで美味しそう!早速いただきます!

黒豚しゃぶしゃぶ西郷徳利

西郷徳利「・・・・・」

仙厳園グルメ

黒豚も黒毛和牛もお肉が柔らかくてとっても美味しい!
お鍋が沸騰するまで小鉢などをつついていて気づいたのですが、多分これはすべて鹿児島の料理ではないのかな?
さつま揚げ、お芋の天ぷら(がね天)、オクラの和え物、お味噌汁はさつま汁、デザートは紫芋と安納芋のようかん。
お椀にも丸に十の字の島津氏のマークがあしらわれていて、こだわりをビシビシ感じます。
さすが代々のお殿様が過ごしてきた仙厳園。

仙厳園グルメ

とても美味しかったです。 料理と景色もよかったのですが、印象に残ったのは接客してくれるスタッフさんがとても感じがよかったこと。
気さくで丁寧で、楽しい食事となりました。


仙厳園は広すぎず狭すぎず、とても回りやすい庭園です。
観光バスもたくさんでているのでアクセスはばっちりですよ!


■次回 … #003 イプシロン



■仙厳園

・鹿児島県鹿児島市吉野町9700−1
・入場時間:午前8時30分〜午後5時30分
※観光客の方は、中央駅もしくはまち巡りバスが便利です。

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2018/01/05 14:48 #001 西郷隆盛 生誕の地

西郷徳利が行く鹿児島めぐりの旅


明けましておめでとうございます。
新年を迎え気持ちも新たに、今年も小正醸造は「この道より我を生かす道なし」で、美味しい焼酎を皆様に届けたいと思います。
よろしくお願いいたします。


前置きはこのくらいにして、今年の大河ドラマ「西郷どん」がいよいよスタートいたしました。
今年は明治維新150周年ということもあり、鹿児島は大変盛り上がっております!
小正醸造では昨年、郷土の偉人・西郷さんを模したさつま小鶴 西郷徳利を造りました。
これから1年間、この西郷徳利が鹿児島の明治維新関連や様々な場所に行って、皆さんに情報をお届けしたいと思います。


題して!


『西郷徳利が行く 鹿児島めぐりの旅』


有名な観光地だけでなく、地元から見た鹿児島のいい所・美味しい料理などを歴史とともにご紹介していきます。

ちなみに旅に出る西郷徳利はこんな感じです。

小正醸造さつま小鶴西郷徳利とは


第一回目の今回は、今年の大河ドラマの主役・西郷隆盛の生誕地へ行ってきました!



西郷隆盛 生誕の地

西郷隆盛生誕の地
西郷隆盛は、1828年(文政10年)1月23日、薩摩藩の下加治屋町で生まれました。

下加治屋町は城下町ではあるけれどお城(鶴丸城)からは遠く、下級藩士の家が立ち並んでいたところで、生誕地は西郷隆盛の父である吉兵衛の家です。
兄とともに明治に活躍する従道もここで生まれました。
ここは現在の加治屋町内にあり、鹿児島中央駅から徒歩でも行ける距離にあります。
観光客の方でも歩いて見つけられると思いますよ!

現在は木々に囲まれて公園のように整備されており、現代日本の住宅事情を考えると、なかなか広い敷地です。羨ましい・・・

西郷生誕地から30歩ぐらいのところには維新ふるさと館があり、『下加治屋町』は明治維新で活躍した薩摩藩士と、とても深い関係があることが分かります。




大久保利通とおそろいの生誕碑

西郷隆盛生誕の碑
公園内には「西郷隆盛君誕生の地」と書かれた石碑があります。
(小さいけれど従道のもあります!探してみてね)

これは西郷の賊名が解かれた明治22年に、従兄弟の大山巌たちが敷地を買い取って建てたものです。
同時に大久保利通の屋敷跡にも生年月日以外はまったく同じの石碑を建てました。

明治10年に西南戦争で西郷が亡くなり、翌年には大久保も暗殺されてしまいます。

同じ町内で育ち、お互いを信頼しあっていたと思われる2人が西南戦争で対峙したため、裏切りや仲たがいがあったと思われがちですが、2人の近しい人たちがどう思っていたのか、なかなか興味が沸く石碑です。

この辺も、今回のドラマでどう描かれるのか楽しみですね。

生誕地のある下加治屋町出身の明治維新関連・薩摩藩士は、西郷隆盛・大久保利通・大山巌・吉井友実・村田新八など、錚々たる顔ぶれです。
小さな下加治屋方限(ほうぎり)の中で、これだけ歴史上の人物が排出されるのは驚きですが、薩摩藩の郷中教育に一因があるのではないかと思います。

ご近所さん同士で子供たちの複式学級があるようなもので、年上の者が年下の者に教え、面倒をみるという自治会のようなものです。

西郷・大久保が年長者として教えていた下加治屋町の後輩たちがのちに活躍するので、2人の影響力が下加治屋町出身者を活躍へ導いたのかもしれませんね。


近所は歴史上の人物だらけ

さてさて、2人のために石碑を建てた大山巌さんですが。

お父さんが西郷父の弟で本人は西郷の従兄弟にあたるのですが、どこに家があったかというと・・・
生誕地から50歩くらい行ったところです。

まさにご近所さん。

どのくらいのご近所さんだったかというと・・・こんな感じです。

下加治屋郷中
参考:「図説西郷隆盛と大久保利通」河出書房新社


ねこのくそ小路というネーミングが気になりますが、西郷・大久保が、村田新八らに学問や武術を教えて、大山巌や東郷平八郎の面倒を見てあげていたと考えると、凄い町内会です。


かなりの近さなので大山巌生誕石碑も撮影してきました!

大山巌誕生の地


取材日はドラマ放映前にもかかわらず、県外の観光客の方がガイドさんと歩く姿をたびたび見かけました。
鹿児島県民としてはうれしい限りですね!

西郷隆盛生誕の地の周りは有名な幕末の薩摩藩士が大勢生まれているので、歩いていると石碑がみつかるし、地図を眺めるのも楽しいですよ。
鹿児島に観光の際は、ぜひ散策してみてください!


■次回 … #002 仙厳園



■西郷隆盛生誕の地

・鹿児島市加治屋町5-2
・中央駅から徒歩10分
※近隣は民家です。お越しの際はご配慮ください。

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